引っ越し前の冷蔵庫の電源一つで故障になる!正しいタイミングで電源を切る方法

引っ越し準備

引っ越し前の冷蔵庫の電源一つで故障になる!正しいタイミングで電源を切る方法

冷蔵庫の電源は、引っ越し前の何日前から切れば良いのか悩む人はいませんか?

冷蔵庫の扱いを間違えると、故障の原因になる可能性も高くなります。

早めに電源を切らないといけないということを知っていても、コンセントを抜くタイミングや電源を入れるタイミングなどは適当にしていませんか?

本記事では、正しいタイミングで引っ越し前に冷蔵庫の電源を切る方法を紹介していきます。

引っ越し前に冷蔵庫の電源を切らないとどうなる?

引っ越し前なのに冷蔵庫の電源を切らないと水漏れを起こす可能性が高くなります。

冷蔵庫の電源を切っておく理由は、水漏れ対策をするためです。

冷蔵庫の霜取りや排出をしてから荷物として出すのは、運搬時に水漏れを防ぐために早めに電源を切るということをします。

さらに、冷蔵庫が運搬中に水漏れを起こしてしまうと、他の荷物が濡れる可能性もありますし冷蔵庫も故障する可能性があるのです。

冷蔵庫は目で見ただけでは、霜がついているかどうかは分かりません。

「ファン式」か、「直冷式」かを確認しましょう!

冷蔵庫によっては霜取りが不要なケースもあります。

冷蔵庫には「ファン式」「直冷式」の2種類があります。

大型冷蔵庫に多い「ファン式(間接冷却方式)」の場合は、自動で霜取りをするので霜取りが不要ということになります。

しかし、小型タイプの冷蔵庫は「直冷式」が多いので、霜取り作業が必要です。

直冷式冷蔵庫は庫内に露出している蒸発器で、自然対流を起こし冷却しています。

直接、食品を冷やしているので、冷却効率が良くて電出来代も安いという特徴があります。

霜取り不要の冷蔵庫は、「ファン式冷蔵庫」といって、冷蔵庫の外に蒸発器がありファンによって各室に冷気を送っています。

「ファン式冷蔵庫」の場合は霜取り作業が不要です

小型冷蔵庫でも霜取り機能付きがある?

かなり小型の冷蔵庫ですが、「ペルチェ方式」と呼ばれるタイプがあります。

直冷式やファン式と比べると低音を保てないですが、冷房にフロンを使用していないので環境に良いとされています。
電気を流すと熱を吸収する「ペルチェ素子」を利用して、5~15℃の温度で冷却する冷蔵庫です。

小型でも、「ペルチェ方式」の冷蔵庫は、霜取りが不要です。

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冷蔵庫はどのタイミングで電源を切ればよい?

直冷式冷蔵庫の場合は、移動から計算して15時間前に電源を切るのが最適でしょう。

例として、午前9時に引っ越し作業を開始するなら、前日の午後6時に冷蔵庫の電源を切ればよいということになります。

また、引っ越し1週間前には少なくとも冷蔵庫の中身は空になるように、計画的に消費していかないといけません。

一人暮らしなら、冷蔵庫には飲料水だけにして、引っ越しまではコンビニ弁当で済ませるという方法もあります。

引っ越しをした後に電源を入れるのはいつ?

冷蔵庫のメーカーによっては、すぐに電源を入れても良い場合もあります。

しかし、すぐに電源を入れてはいけないメーカーもあるので注意が必要です。

念のため、すぐに電源を入れると冷蔵庫が故障する可能性があるので、冷蔵庫の電源を入れる場合は、少し時間をおいてからのほうが良いでしょう。

冷蔵庫のメーカーによっては電源を入れる時間が違うので、目安となる時間を以下のようにまとめてみました。

シャープ すぐ入れてOK
パナソニック すぐ入れてOK
三菱 すぐ入れてOK
日立 15分程度
東芝 10分程度

最近の冷蔵庫は設置してすぐに電源を入れても大丈夫な場合も多いようですが、メーカーによっては10分~15分程度の短時間待機しないといけない場合もあるようです。

上記の時間は目安なので、型番やモデルによっては時間が必要な場合もあります。

万が一のことを考えて、1時間以上は時間を置いてから電源を入れれば安心です。

まとめ

冷蔵庫が荷物としてある場合には、電源を切るタイミング、入れるタイミングに気を付けなければいけません。
ですが、冷却方式によっては、霜取りが不要なケースもあるので、どういう冷却方式をとっているのかを説明書で確認するようにしましょう。